猫も蚊に刺されるのか?|知っておくべき5つのリスクと対策法

猫の健康・食事

はじめに

「猫は毛で覆われているから蚊に刺されない」と思っていませんか?実は猫も人間同様、蚊に刺される危険があります。この記事では、猫の蚊刺されの実態から、重篤な病気のリスク、効果的な予防法までを詳しく解説します。

猫は蚊に刺されるのか?意外な事実

刺される部位

  • 被毛の薄い部分:鼻先・耳介・肉球の間・腹部・陰部
  • 子猫:成猫より被毛が薄く全身が標的に
  • 短毛種:長毛種より刺されやすい傾向

刺されやすい猫の特徴

  • 屋外に出る猫:蚊との接触機会が圧倒的に多い
  • 黒い毛色:蚊が暗色を好む傾向(研究による)
  • 代謝が高い:体温・二酸化炭素排出量が多いと誘引されやすい

蚊が媒介する猫の危険な病気3選

1. フィラリア症(犬糸状虫症)

  • 感染経路:蚊がフィラリア幼虫を運搬
  • 症状:咳・呼吸困難・突然死(進行すると)
  • 致死率:治療しない場合2年で60%以上

2. 猫カリシウイルス

  • 蚊の関与:刺された傷口から感染
  • 症状:口内炎・発熱・食欲不振
  • 特記事項:ワクチンで予防可能

3. 皮膚炎

  • アレルギー反応:蚊の唾液成分への過敏症
  • 症状:激しいかゆみ・脱毛・皮膚潰瘍
  • 好発部位:耳縁(耳がボロボロに)

蚊から猫を守る5つの対策法

1. 室内飼いの徹底

  • 窓の網戸を補強(網目1.2mm以下推奨)
  • エアコン使用で蚊の活動抑制(25℃以下が理想)

2. フィラリア予防薬

  • 投与期間:蚊発生1ヶ月後~終息1ヶ月後まで
  • 種類:スポットタイプ・錠剤・注射
  • 費用相場:月1,000~2,500円

3. 猫用蚊よけスプレー

  • 有効成分:レモンユーカリ・シトロネラ(DEET不使用)
  • 使用方法:撫でる前に手に噴射→体を撫でる
  • 効果持続:4~6時間(商品による)

4. 環境対策

  • 水たまり除去:鉢受け・バケツの水を毎日交換
  • 蚊の繁殖防止:ベランダに蚊取り線香(猫が触れない場所)
  • 扇風機活用:風速3m/sで蚊の飛行を阻止

5. 物理的防御

  • 蚊帳:猫用ベッド周りに設置
  • 薄手の服:腹部保護用(暑さ対策必須)
  • 肉球ケア:ワセリン塗布(刺され防止効果)

蚊に刺された時の対処法

初期対応

  1. 患部確認:赤み・腫れの程度チェック
  2. 清拭:ぬるま湯で優しく洗浄
  3. 冷却:保冷剤をタオルで包み当てる

受診が必要な症状

  • 刺された箇所が化膿
  • 1日以上かゆがる・舐め続ける
  • 元気消失・食欲不振を伴う場合

猫に絶対使ってはいけない蚊対策

危険成分

  • DEET(ディート):神経症状・肝障害の恐れ
  • ピレスロイド系:猫の代謝不能(中毒死の危険)
  • アロマオイル:ティーツリー・ペパーミントなど

NG行為

  • 人間用蚊取り線香の使用
  • 電子蚊取り器を猫の近くに設置
  • 防虫シートを舐めさせる

獣医師が教える蚊対策Q&A

Q. 刺されてもかゆがらない?
→ 猫は掻く代わりに舐めます。過剰なグルーミングは要注意

Q. フィラリア検査の頻度は?
→ 予防薬使用中でも年1回の血液検査が理想

Q. 刺されやすい時間帯は?
→ 人間同様、朝夕の活動時間帯(5-9時/16-19時)

蚊対策グッズおすすめ3選

  1. ビーフィット 猫用虫よけバンド:超音波式(効果範囲3畳)
  2. アース・ペット 蚊がいなくなるスプレー:天然ハーブ配合
  3. フロントライン フィラリア予防薬:ノミダニ対策も同時に

まとめ

猫も蚊に刺され、深刻な健康被害を受ける可能性があります。特にフィラリア症は予防が最も重要。室内飼いでも油断は禁物で、網戸から侵入する蚊も少なくありません。愛猫を守るために、適切な予防薬の使用と環境整備を徹底しましょう。蚊の季節が始まる前に、かかりつけ獣医師と対策を相談するのがベストです。

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