はじめに|「エアコン=猫の敵」ではないけど…
「エアコンをつけた途端、愛猫が2階にダッシュ!」
これは猫の 「感覚過敏」と「本能的な温度調節行動」 が原因です。単なるわがままではなく、科学的理由があります。
1. 猫がエアコンを嫌って2階へ逃げる「4大原因」
① 冷風が直接当たるのを嫌う(最大の理由)
猫は 「風速1m/s」 でも不快に感じます(人間の2倍の感度)。
→ エアコンの風が 「体に当たる」 だけでストレスに。
② エアコンの「低周波音」が苦手
人間には聞こえない 20Hz以下の音(ファンの振動音) を猫は感知。
→ 「あの機械は危険だ」 と本能的に避ける。
③ 床の冷たさが肉球に伝わる
猫の肉球は温度感知器。冷房で冷えたフローリングや畳が:
→ 「氷の上を歩くような不快感」 を与える。
④ エアコンの光が目に刺激的
特に暗い部屋での 「LED表示灯」 や 「運転ランプ」 の点滅が:
→ 猫の暗視能力で 「眩しい警告灯」 のように見える。
2. 猫の行動からわかる「温度感覚の不思議」
◯ 猫は「暑い」より「寒い」に弱い
適温は 28~30℃(人間の快適温度より5℃ほど高い)。
→ 冷房の 26℃以下 は 「寒すぎる」 と判断。
◯ 2階が暖かい理由
暖気は上昇するため、2階は1階より3~5℃高いことが多く、猫の好む温度に近い。
3. 今すぐできる!猫を1階に居させる対策
対策① エアコン設定の見直し
悪い例 改善例 温度:26℃以下 → 28℃に設定 風向き:直進 → 天井向け(風が床に当たらない) モード:強冷房 → ドライ(除湿)モード
対策② 猫の「冷え防止」グッズ活用
- エアコンの風を遮る:ついたてや観葉植物で風路を作る
- 床に温かい場所を用意:断熱マット・毛布を置く(※エアコンの風が当たらない位置)
- 猫用ヒーター:パネル式(低温やけど防止タイプ)を設置
対策③ エアコン本体の「不快要素」を減らす
- LEDランプを隠す:黒いテープでカバー(排熱口は塞がない)
- 室外機の振動を軽減:専用マットを敷く
4. 猫をエアコンに慣らす「段階的トレーニング法」
ステップ1:エアコンを 送風モード で運転 → 猫が逃げなければご褒美
ステップ2: 弱冷房(30℃) で運転 → 1階でくつろいでいたらおやつ
ステップ3: 通常運転(28℃) に移行
→ 「エアコン=快適」と学習させることで、2階への逃亡が減る!
5. どうしてもダメなら…「2階も猫仕様に」
◯ 猫が2階にいる理由を逆手に取る
1階のエアコンが必要な季節は:
- 2階に 水・トイレ・爪とぎ を設置
- 階段に 段差スロープ を付け(関節負担軽減)
- 安全な窓際スペース を作る(外の景色を見せる)
まとめ|猫の逃亡は「温度サイン」と受け止めよう
猫が2階へ行くのは、 「1階が寒すぎる」「風が不快」「音が怖い」 という明確なメッセージ。
エアコン設定の微調整 と 「冷え対策スポット」 を作れば、1階でも一緒に過ごせます!
《プロのアドバイス》
シニア猫・短毛種(スフィンクスなど) は特に寒がり。
夏でも 猫用の湯たんぽ を置くことで、1階滞在時間が延びた例も!
≪ひとことメモ≫
猫の適温は 個体差が大きい ため、
✅ 寒がる猫 → 28~30℃
✅ 暑がる猫(ペルシャなど) → 26~28℃
「その猫の様子」を見ながら調整 してあげてくださいね🐾

