はじめに|「餌やり」は善意でもトラブルの元?
「道端で痩せた野良猫を見ると、ついエサをあげたくなる…」
しかし、野良猫への餌やりは 「虐待防止」という意見 と 「迷惑行為」という批判 の両方があります。
この記事では、
✅ 法律上の問題
✅ 適切な餌の選び方
✅ 近所トラブルを防ぐ方法
を解説。「餌やりたいけど迷惑をかけたくない」という方に向けた、責任ある餌やりのルール を提案します。
1. 野良猫に餌をあげても「法的に問題ない」けど…
① 餌やり自体は違法ではない
日本では、野良猫への餌やりを直接禁止する法律はありません。ただし、
- 「餌やり=飼い主」とみなされる可能性(※遺棄罪や迷惑防止条例が適用されるケースも)
- 「地域猫活動」のルールに従う必要がある場合も
② 自治体によっては「餌やり禁止」の条例も
例:
- 東京都杉並区:公園での餌やり禁止
- 神奈川県川崎市:餌やりの際はフードの後片付け義務
✔ 対策: 住んでいる市区町村の「動物愛護管理条例」を確認しましょう。
2. 野良猫に餌をあげる「3つのリスク」
① 猫が増えすぎる(繁殖の促進)
→ 不妊手術をしていない場合、餌やりで体力が回復し、子猫が増える可能性が。
② ゴミ・悪臭・害虫の問題
→ 食べ残しを放置すると、カラスやネズミが集まり、近所から苦情が来ることも。
③ 野良猫同士の縄張り争い
→ 餌場をめぐって猫同士がケンカし、怪我や感染症(猫エイズなど)のリスクが高まります。
3. 野良猫に「あげていい餌・ダメな餌」
✔ おすすめの餌
- 「総合栄養食」と記載されたキャットフード(ドライorウェット)
- 水(特に夏場は脱水予防に必須)
✖ 避けるべき食べ物
- 人間用の食べ物(塩分・添加物が危険)
× ソーセージ、ちくわ、パン etc. - 牛乳(下痢の原因になる)
- ドッグフード(猫はタウリン不足で失明リスクも)
※「安いから」と市販の魚肉ソーセージを与えるのはNG! 長期的な健康被害の原因に。
4. 近所トラブルを防ぐ「責任ある餌やりのルール」
① 食べ残しは必ず片付ける
→ ポイ捨て防止のため、使い捨て容器は使わず、お皿は毎回回収。
② 決まった時間・場所で与える
→ 野良猫が集まりすぎないよう、「1日1回・30分以内」を目安に。
③ 不妊手術(TNR活動)に協力する
→ 地域猫ボランティアと連携し、「餌やり+去勢」 をセットで行うのが理想的。
④ 近所への配慮を忘れずに
- 餌やりの場所は 「民家から離れた空地」 を選ぶ
- 苦情が出たら 「すぐにやめる」or「方法を変える」
5. 結局、野良猫に餌をあげるべき?【結論】
「ただ餌をやるだけ」は逆効果ですが、
✅ 適切なフードを選ぶ
✅ 後片付け&不妊手術をセットで行う
✅ 地域と協力してルールを守る
という条件を満たせば、野良猫の命を守る支援になります。
「餌やり=終わり」ではなく、「その後の猫の生活まで考える」ことが大切です。
【もし迷ったら…】「地域猫活動」に相談を!
「1人で責任を持つのは難しい…」という方は、
🔍 「(住んでいる地域名)+ 地域猫 ボランティア」 で検索!
行政や動物愛護団体が 「餌やりガイドライン」 を公開している場合もあります。

