はじめに|猫に「お手」を求める前に知っておきたいこと
「犬は簡単にお手をするのに、猫はなぜできないの?」
実は、猫が「お手」をしないのは生物学・習性・学習スタイルの違いによるものです。
この記事では、
✅ 猫が「お手」をしない3つの科学的理由
✅ 代わりに教えやすい猫向けトリック5選
✅ 猫の習性を活かした効果的なトレーニング法
を解説します。
1. 猫が「お手」をしない3つの理由
① 前足を触られるのを本能的に嫌がる
- 猫の前足は敏感なセンサー器官(肉球で温度・質感を判断)。
- 犬と違い、「人の手に前足を預ける」行動が進化的に不利(木登りや狩りに支障)。
② 犬とは「学習スタイル」が根本的に違う
犬猫動機 飼い主の喜び 自分の得(ご褒美必須) 反復練習 耐えられる 飽きやすい 命令への反応 社会的(群れ意識) 自己中心的
③ 「お手」が猫の自然な動作と合致しない
- 犬の「お手」は服従のポーズに近いが、猫は前足を使う動作が限定的(獲物を押さえつける時のみ)。
2. 代わりに教えやすい「猫向けトリック5選」
① ハイタッチ(☆お手の代替)
▶ 教え方
- おやつを握った手を猫の目の前にかざす
- 前足が少しでも上がったら「タッチ!」と言い、即座におやつを与える
- 慣れたら手の位置を高くしていく
② ハウストレーニング(キャリーバーケに入る)
▶ 重要性
→ 病院や災害時に必須。猫が自発的に入るようになればストレス激減!
③ 呼び戻し「来い」
▶ コツ
- 名前+「来い」より「チュッチュ」など猫が反応する音を使う
- おやつを見せながら後ずさりすると、自然についてくる
④ 鼻タッチ(ターゲットトレーニング)
▶ 応用範囲が広い
→ ハーネス装着・ブラッシング嫌いの克服に有効。
⑤ お座り(☆実は可能)
▶ 成功率が高い理由
→ 猫は「座る→ジャンプ」の姿勢を頻繁にとるため、自然な動作を利用できる。
3. 猫の習性を活かしたトレーニングの極意
✔ 絶対条件「3つのS」
- Short(短時間) → 1回5分×1日2回まで
- Simple(簡単) → ステップを細分化(例:ハイタッチは最初1cm上げたらOK)
- Sweet(ご褒美) → 最高に好きなおやつを専用に
✖ 絶対NGな対応
- 無理やり押さえつける → 恐怖心で全てのトレーニングが嫌いに
- できなくても叱る → 猫は「叱られた理由」を理解できない
4. どうしても「お手」に近いことをさせたい場合
代替案① 「お手」に見える偶然の動作を強化
- 猫が自然に前足を上げた瞬間に「いいこ!」とご褒美→動作を関連付け。
代替案② 肉球タッチから慣らす
- まずは静止した手に肉球を触れさせる練習から開始
- 触れたら即座にご褒美→「人の手=怖くない」と学習させる
まとめ|猫は「犬の真似」ではなく「猫らしい才能」を伸ばそう!
「お手」ができなくても、猫はハイタッチ・呼び戻し・ハウスなど、
自分のペースで学べるトリックがいっぱい。
大切なのは、「猫の自然な動作を活かす」「強制しない」の2点です。
《参考》成功のカギは「猫がやる気になる瞬間」を見逃さないこと!
トレーニングは「猫がこっちを見た時」「遊びたそうにしている時」に開始すると成功率UP!
≪読者への質問≫
「あなたの猫はどんなトリックができますか?
ハイタッチ成功の秘訣など、ぜひコメントで教えてください🐾」

