保護猫を迎えるときの注意点~先住猫がいる家庭での成功のコツ~

猫の行動・生態

はじめに

保護猫を迎え入れたい、でも先住猫が数匹いる…そんなご家庭で新しい家族を迎えるための準備と心構えをご紹介します。

迎える前の準備

健康管理の徹底

· 保護猫の健康診断は必須
· ワクチン接種と寄生虫駆除の確認
· 先住猫の健康状態も再確認

環境整備

· 完全な隔離部屋の準備
· 新しい猫用の食器・トイレを別途用意
· キャットタワーや隠れ家の増設

重要な3つのステップ

第1段階:完全隔離期間(約1~2週間)・別室で完全に隔離 ・においや音だけを交換 ・食事時間をずらす ・ストレスサインを観察

第2段階:感覚的な交流(約1週間)・においのついたタオルを交換 ・ドア越しでの食事 ・おやつタイムを活用

第3段階:視覚的な接触(約1~2週間)・ベビーゲート越しの対面 ・短時間からの接触 ・必ず逃げ場を確保

特に注意すべきポイント

資源の十分な確保

· 猫の数+1個のトイレを用意
· 食事場所は完全に分離
· 水飲み場を複数設置

平等な愛情表現

· 先住猫への接し方を変えない
· 新しい猫だけ特別扱いしない
· 遊びの時間も公平に

ストレスサインを見逃さない

· 食欲の変化
· 毛づくろいの増加
· 隠れる時間が長くなる

成功の秘訣

焦らないこと

· 猫同士のペースを尊重
· 数ヶ月かかることも覚悟
· 小さな進歩を喜ぶ

ルールの統一

· 家族全員で同じ対応を
· 途中で方法を変えない
· 一貫性のある態度で

専門家の力を借りる

· 問題が起きたら早めに相談
· 獣医師や行動カウンセラー
· 保護団体のアドバイスも

よくある失敗と対処法

すぐに一緒にしない
「仲良くなるだろう」は禁物
必ず段階を踏んで

叱らない
威嚇や緊張は自然な反応
大きな音で注意をそらす

比較しない
猫の性格はそれぞれ
個性を尊重して

保護猫を迎えることは、先住猫にとっても新しい家族にとっても大きな変化です。時間をかけて、ゆっくりと関係を築いていきましょう。忍耐と観察眼を持って、すべての猫が幸せに暮らせる環境を作ることが大切です。

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